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結核性肺炎、空洞性病変を示す結核のCT画像所見(治癒後あり)
所見
【症例】40歳代男性【CT所見】左の上葉、下葉S6、一部右の上葉S2に小葉中心性の粒状影あり。左の上葉腹側ではair bronchogramを呈するコンソリデーションを認めており、その内部や外部にも複数空洞性病変あり。小葉中心性に分布する粒状影の粒は小さく、これらから活動性の結核が疑われる。PCRにて陽性となり加療された。
左の肺尖部や左の下葉S6ではtree-in-bud appearance、小葉中心性の粒状影が典型的。
加療後のCTでは一部小葉中心性の粒状影は残存も瘢痕化している。